棋理を学ぶだけでどこまで強くなれるか

挑戦してきたが私の力量では3段で頭打ちとなった。

これ以上強くならないというわけでは無いが

効率が良くない。筋肉なしで金メダルは取れない。

 

強くなる人とならない人の差を考える。

人の話を聴かない、受け入れないため弱いまま・・・

まあ、それもそうですがその考え方の段階を云々言ってもしかたないので

一般的にある

大切なのは「詰碁」「棋譜ならべ」「検討」

この3つと言われている。

級位者には少し難しい話。

なぜなら、どれも苦痛を伴う方法だから。

 

私はこのうち「詰碁」「棋譜ならべ」を避けてきました。

「検討」についても、上手の話を参考にする

程度で自分のモノにしてきたかというと。

見返してみると、何度も変な手を実践では打ってしまっていることに

築かされます。

わかっているつもりなのに、変な手を平気で打ってしまっている。

決定打となれば「ポカ」が多いんだよねと

言い訳をもらす。

なんとも恰好悪い(汗)

 

「詰碁」でヨミを鍛える。

棋譜」ならべで良い手を学ぶ。

「検討」し、復習し実践力に繋げる。

 

この3本建てでいこう

項目

①序盤「布石」

 布石で有利になることが出来れば、勝率UPすることは間違いない。

 布石で不利にならないように白番の打ち方などは学んできたが

 自分の得意布石が何なのか?

 というと良くも悪くも何かあるわけでは無い。

 布石の棋理は十分学んできた。

 棋譜並べ/復習をする段階に来たのかもしれない。

②「ヨミ」「詰碁」

 今まで避けて来たところ。筋トレと一緒で、ここに力を

 入れなければいけない時期に来た。繰り返し・反復。

③「定石」「カタチ」「利かし」「手筋」

 分類が難しいところ。基本形は学んだ。ヨミが伴わなければ

 活かすことは難しい。一旦手筋を学ぶのは保留しヨミの

 力量UPが先決か。

④「戦め」「打ち込み」「シノギ

 こちらも死活要素、布石の石の方向性など、カラミ要素が強くかかわる。保留案件。

 

⑤「実践」「検討」

 大切だが、むやみにやっても棋力向上にはならないだろう。

⑥「コウ」

 1冊復習

 

⑦「形成判断」「ヨセ」

 勝率を上げるには欠かせないが、棋力の向上段階としては

 物足らない。

 

⑧「棋譜並べ」

 良い手を学ぶ。

囲碁棋力向上計画(目標を立てる)

【背景】

2016年酒造杯2段戦優勝

2018年酒造杯3段戦、台風で中止となる。

どのように棋力向上するかアレコレ考えてみることにする。

 

【目評】

2016年に優勝した後に、明確な目標を立てました。

4段になること。4段になったら碁盤・碁石・碁笥を買ってもよい

というアメを用意して。

条件は①「酒造杯の3段戦で優勝」②「酒造杯の4段戦で勝ち越し(3勝2敗以上)」

 

つまり私は今年①をなしえ、来年②を行い3点セットを手にする計画でした。

しかし、台風の影響で来年ではなく、再来年、つまり2年後まで

おあずけとなったのである。

さて、目標は自分より2つ位の高いところを目指すと良いのですが

実際、4段の目標を立て2段から2年をかけ3段になりました。

目標は4段なのですが

ここは確実に4段の力量を手に入れるため

目標は5段に置き、2年で3段から4段になるというカタチに置き換える

ことにしました。